ZoneExpressご契約プランでFedora 12をご利用のお客様向けにセキュリティ関連の推奨設定を載せています。
一般ユーザでも”sudo”コマンド使用することにより管理者権限ユーザと同様のコマンドが使用可能となります。
sudoのメリットとして
コマンド例 ($=一般ユーザプロンプト)
$ cat /etc/shadow cat: /etc/shadow: 許可がありません
上記出力通り、/etc/shadowを閲覧出来るのは管理者権限ユーザのみですが
sudoコマンドを通して実行します。
$ sudo cat /etc/shadow Password: root:......
管理者権限ユーザ同様にファイルを閲覧出来ます。
sudoのパスワードには実行ユーザのログインパスワードを使用します。
sudo実行時、もしくは認証失敗時でも実行ログが/var/log/secureへ出力されます。
sudo設定ファイルを編集し、sudoの使用を許可するグループを指定します。
sudo設定ファイル編集コマンドを実行します。(通常のviコマンドと操作は同じです)
# visudo
sudo許可グループには”wheel”グループを使用します。(デフォルトで作成されているグループです)
## Allows people in group wheel to run all commands # %wheel ALL=(ALL) ALL ## Same thing without a password # %wheel ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
下記の様にコメントアウト(#)を外し、変更を保存します。
## Allows people in group wheel to run all commands %wheel ALL=(ALL) ALL ## Same thing without a password # %wheel ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
sudo実行時にパスワード入力を求めません。
これでwheelグループのユーザはsudoを使用可能になりました。
usermodのグループオプションでユーザにグループを追加出来ます。
# usermod -G wheel <ユーザ名>
groupsコマンドでユーザの所属グループを確認する事が出来ます。
# groups <ユーザ名>
対象ユーザは次回ログインからsudoを使用可能となります。
wheelグループへ追加したユーザ(sudo許可ユーザ)にrootコマンドのエイリアスを追加し
sudoを介してのrootコマンド実行時のコマンドパス入力を省きます。
$ vi /home/<追加したユーザ>/.bash_profile
PATH=$PATH:$HOME/bin
下記の様に編集します。
PATH=$PATH:$HOME/bin:/sbin:/usr/sbin:/usr/local/sbin
編集を保存し、対象ユーザは再ログイン後より設定が有効となります。
sudoでroot権限でコマンドを実行する際は、rootユーザの環境変数が適用されますが
PATH等初期化された環境変数が適用されます。
そのためTomcat環境のセットアップ等で環境変数を変更している場合には、環境変数設定ファイルを読み込む”-i”オプションをご使用下さい。
$ sudo -i /usr/local/java/apache-tomcat-5.5.28/bin/startup.sh